スリルとスプラッタ・イン・テスト

プロローグ

 西暦200X年9月26日…日本のとある場所では中間テストというものが君臨している時代だった。多くの中学生が悶え苦しんでいるその最中で…その学生の中にまた一人、テストというものに悩んでいる一人の青年がいた。
 彼の名は「兼本 太郎(かねもと たろう)(ホーリンとも読む)」。
 この物語は、生死をかけたテスト勉強の奮闘記である。

第1回

 キーンコーンカーンコーン
「やっと終わったぁ…あー、ねむっ。まったく、あの先公の授業は眠すぎる。はぁ…」
愚痴をこぼしている青年、名は兼本太郎。
「よー!元気か、兼本!」
 いきなり話しかけてきた青年、名は尾島和人。
「おい、元気か?」
「悪いけど、今はそれどころじゃないんだよ。昨日テスト勉強やりまくって…ぶはぁ。1時間めがこれじゃ、きついなぁ…まだ学校帰るまで8時間ぐらいあるし。ぶっ…」
 その瞬間、兼本君はそのまま倒れた。一瞬の…出来事だった。
「え?あ、大丈夫か!?おーい!救急車だ!救急車を呼べぇえええ!!」

第2回

 病院にて〜
「どうですか?兼本は助かりますか?」
 尾島が決死に医師に問いかける。
「失礼だが…兼本君はただ寝てただけのようだよ?君は相当のせっかちだね。寝てるかどうかも分からないなんて…」

「ぇ?」
「治療なんて何もしてないが金はちゃんと払ってもらいますぜ。わざわざ救急車まで呼んで迷惑かけたからな。おおまけにまけて5000円かな。安いほうだろ?」
「うぅ…!」
 尾島の只今の所持金は2000円。3000円も足りない。尾島はそこで悶えた…

第3回

 翌日…テストの日だった。
「あぶぁあああああああああああああああああ!!!?」
「ど、どしたん?」
 尾島が兼本に問いかける。
「あああ!!病院に泊まってたおかげでテスト勉強できなかったああああああああああああああ!!」
「あ、ご、ごめん…」
 尾島は悪かったと必死に謝る。だが、返ってきた兼本の返事は自暴自棄してしまうかと思いきや、脱力してしまうぐらいとてものんきなものだった。
「いいよ、尾島君のおかげでつまらない学校がサボれた。とても満足してるよ。テストなんてどうでもいいや。」
「………。」

結果オーライというべきか?尾島は飽きれてしまった…


fin


〜コメント〜
はっきり言ってこれ、
あんま面白くないです。
これを書いてたときは中間テスト期間でした。のんきだな自分。

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